
みなさん、Instagramを使っていて最近こんな通知を見かけませんでしたか?
「投稿やリール動画のノートはまもなく利用できなくなります」

…「えっ、ノート?そんな機能使ってたっけ?」と思った方、意外と多いはずです。
私の元にもフォロワーさんから「ノートって何のこと?」「DMのやつは使えなくなるの?」という質問が殺到しました。
今回は、Instagramにある2つの“ノート”機能の違いと、そのうちの一つがなぜ終了になったのかをわかりやすく解説していきます。
「Instagramのノート」って何?2種類あるの?

Instagramで「ノート」と言われても、ピンとこない方も多いかもしれません。
でも実は、ノートには2種類あるんです。
① DMノート(これは引き続き使えます!)

こちらは、DM(ダイレクトメッセージ)一覧の一番上に表示される、最大60文字の一言メッセージ機能です。
2022年末ごろから徐々に実装され、今では多くのユーザーが活用しています。
- 📍 表示場所:DM画面の上部
- 🕒 表示時間:24時間限定
- ✏️ 文字数:最大60文字のテキストのみ
- 👀 通知機能なし:誰が見たかも分からない
- 💬 リアクション不可:気になったらDMで返信が基本
ストーリーのように写真や動画は不要。
「ちょっとつぶやきたい気分」「今の気持ちをさりげなく伝えたい」そんな時に重宝するんです。
たとえば、
- 「眠すぎて何もできない😪」
- 「誰か通話できる人いない?」
- 「今から新宿のカフェ☕️おすすめある?」
などなど、気軽に“空気感”を発信できる便利な機能です。
Spotifyと連携すれば、今聴いてる音楽も共有できちゃいますよ♪
② 投稿・リールのノート(=Content Notes)※こちらは終了決定

そして今回、突然終了のアナウンスが出たのがこちらの「投稿やリールに付けられるノート(Content Notes)」です。
この機能は、2024年夏頃から一部ユーザー向けにテスト的に導入された比較的新しいものでした。
Content Notesってどんな機能だった?
- 写真投稿やリールに吹き出しのような一言メッセージを追加できた
- 通常のキャプションとは別に、よりカジュアルな雰囲気で感情や背景を伝えられた
- 表示期間は最大3日間(72時間)
- 一部ユーザーのみに展開されていた(だから知らない人も多かった!)
例:
- リール動画に「今の気分はこれ👉🎶」
- 写真投稿に「ここ、ほんとに思い出の場所✨」
見た目にもポップで、ちょっとした「つかみ」のように使える機能だったんですが……。
2025年4月、「Content Notes」完全終了へ
Instagramから突然届いた通知。
「投稿やリール動画のノートはまもなく利用できなくなります」
これ、DMノートのことじゃありません!
投稿・リールに付けられる「Content Notes」だけが対象です。
なぜ終了に?理由は「使ってる人が少なすぎた」
Meta社(Instagramの運営元)の発表や、プロダクト責任者アダム・モッセリ氏のコメントによると、
「ユーザーの利用率が著しく低かったため、今後の開発リソースを他機能に集中させるため」
とのこと。
実際、私の周りでも「そんな機能知らなかった」「一回も使ったことない」という声が多く、やはり定着には至らなかったようです。
Content Notes終了のスケジュールと注意点

- ⛔ 新規投稿停止日:2025年4月3日
- 💾 バックアップ可能期間:2025年6月1日まで
(アカウントセンターやアクティビティからダウンロード可能)
既にノートを投稿していた人は、6月1日までに保存しないと完全に見られなくなるので要注意です!
現在も使えるノート機能は?
終了するのは投稿・リール用ノート(Content Notes)だけ。
DMノート機能は今後も使い続けられます!
また、一部の国では「プロフィールに表示される自己紹介的ノート」もテスト中とのこと。
今後、新しいノート形式が追加される可能性もあるかも…?
ノートが使えない・表示されない時は?
もし「ノートが表示されない」「投稿できない」などの不具合がある場合、以下をチェックしてみてください👇
- Instagramアプリは最新版?
- 相手が相互フォロー or 親しい友達リストにいる?
- アカウントに制限がかかっていないか(例:シャドウバン)
- ブロック・ミュート設定が関係してないか
- アプリを再起動 or 再インストールしてみる
まとめ|Instagramは“使われる機能”だけを残すフェーズへ
今回の「ノート機能の整理」から見えてくるのは、Instagramがユーザー体験をシンプルにする方向へシフトしているということ。
実際、DMノートのようにライトなコミュニケーションを望む声は多く、
反対に「投稿に載せる一言」は、キャプションやストーリーで十分という判断があったのかもしれません。
機能が増えすぎると、ユーザーは逆に戸惑います。
だからこそ、“ちゃんと使われているもの”に絞っていくのは自然な流れとも言えますね。