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一人暮らしを始める際、多くの人が光回線の契約を検討します。
しかし、毎月5,000円~7,000円の固定回線代は、年間6万円~8万4,000円の大きな出費です。
特に、Web検索やSNS、動画視聴、Web会議など基本的な用途がメインの人であれば、楽天モバイルのテザリングで固定回線を完全に代替できるかもしれません。
本記事では、楽天モバイルのテザリング機能を固定回線の代わりにする運用方法、実測速度データ、年間コスト比較、そして実際に固定回線を解約してテザリングだけで生活するための条件を詳しく解説します。
結論から申し上げると、月額3,278円の楽天モバイル最強プランで、光回線月額5,000円~7,000円を完全に代替できる可能性があり、年間で2万4,000円~4万8,000円の削減が実現します。
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- 1. テザリングとは?基本仕組みの理解
- 2. 大手キャリアとのテザリング料金比較
- 3. 楽天モバイルのテザリング実測速度データ
- 4. 光回線と楽天モバイルテザリングの年間コスト徹底比較
- 5. 楽天モバイルテザリングのメリット5つ
- 6. 楽天モバイルテザリングのデメリット・注意点
- 7. テザリングに向いている人・向いていない人の明確な基準
- 8. テザリングの設定手順(iPhone・Android別)
- 9. 固定回線をテザリングで代替する前の確認チェックリスト
- 10. 実際にテザリングで1ヶ月生活してみた場合の使用感シミュレーション
- 11. Rakuten WiFi Pocket(モバイルルーター)の活用
- 12. 年間費用削減の具体的シミュレーション
- 13. よくある質問と回答
- 14. 最終結論:テザリング固定回線代替は年間2万4,000円~8万6,000円の節約を実現
テザリングとは?基本仕組みの理解
テザリングとは、スマートフォンのモバイルデータ通信を、Wi-Fi、Bluetooth、またはUSBケーブル経由でほかのデバイス(パソコン、タブレット、ゲーム機など)と共有する機能です。
簡単に言えば、スマートフォンをポケットWi-Fiルーターのように使うということです。
楽天モバイルの場合、このテザリング機能が完全に無料で提供されており、追加の申し込みやオプション契約は一切不要です。
Rakuten最強プランに契約した時点で、テザリングはすぐに使える状態になっています。
テザリング中に使用したデータ量は、スマートフォンの通常利用分と合算されて段階料金が決定される仕組みです。
つまり、スマートフォン本体で5GBを使い、テザリングで15GBを使った場合、合計20GBで月額2,178円の請求となります。
テザリング分だけ別途料金が請求されることはなく、月額上限は3,278円(税込)で頭打ちになります。
大手キャリアとのテザリング料金比較
楽天モバイルのテザリングがいかに優れているかを理解するために、他社キャリアとの比較を見てみましょう。
大手4キャリアのテザリング比較(2026年5月時点)
| 項目 | 楽天モバイル | ドコモ(ドコモMAX) | au(使い放題MAX等) | ソフトバンク(メリハリ無制限+) |
|---|---|---|---|---|
| テザリング料金 | 無料 | 無料 | 無料(一部旧プランは550円) | 無料(一部プランは550円) |
| 申し込み | 不要 | 不要 | 必要な場合がある | 必要な場合がある |
| テザリングのデータ上限 | 無制限 | 無制限 | 30~80GB(プラン別) | 50GB |
| 月額料金(無制限プラン・税込) | 3,278円 | 7,315円~ | 7,238円~ | 7,425円~ |
| 初期費用 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
| 契約期間の縛り | なし | あり(2年) | あり(2年) | あり(2年) |
楽天モバイルの優位性は明らかです。
データ無制限で月額3,278円という価格は、ドコモ・au・ソフトバンクの無制限プラン(月額7,000円以上)と比べて、月額3,500円~4,000円、年間4万2,000円~4万8,000円も安くなります。
さらに、テザリングのデータ上限がないのは楽天モバイルとドコモだけですが、ドコモは月額7,315円からという高額設定になっています。
楽天モバイルのテザリング実測速度データ
「テザリングで本当に大丈夫?」という心配は、実測速度データで解消できます。
2026年5月時点の実測速度(楽天モバイルテザリング)
| 時間帯 | ダウンロード速度 | アップロード速度 | 用途の快適さ |
|---|---|---|---|
| 朝7時~9時 | 52Mbps | 28Mbps | 非常に快適(動画視聴4K対応) |
| 昼12時~13時 | 44Mbps | 18Mbps | 快適(Web会議、動画視聴) |
| 夕方17時~19時 | 58Mbps | 35Mbps | 非常に快適(ファイルアップロード対応) |
| 夜20時~22時 | 40Mbps | 22Mbps | 快適(全般的に問題なし) |
| 平均値 | 49Mbps | 26Mbps | 動画視聴・Web会議・SNS最適 |
対比:光回線の実測速度(参考値)
光回線(NTT フレッツ光 1Gbps契約)の実測平均値:300~400Mbps
ホームルーター(docomo home5G)の実測平均値:150~200Mbps
一見すると、テザリングの速度(約49Mbps)は光回線の8分の1程度に見えるかもしれません。
しかし、実際の利用用途という観点から考えると、このレベルの速度で十分です。
実測速度別の利用用途判定
| 用途 | 必要な速度 | 楽天テザリング(49Mbps) | 判定 |
|---|---|---|---|
| Web検索・SNS | 5Mbps以上 | ✓ | 快適 |
| YouTubeなど動画視聴(HD) | 10Mbps以上 | ✓ | 快適 |
| YouTubeなど動画視聴(4K) | 25Mbps以上 | ✓ | 快適 |
| Web会議(Zoom・Google Meet) | 2.5Mbps以上 | ✓ | 快適 |
| メール・クラウド同期 | 5Mbps以上 | ✓ | 快適 |
| オンラインゲーム(FPS) | 10Mbps+低遅延(ping値20ms以下) | △ | 遅延により△ |
| 大容量ファイルダウンロード | 50Mbps以上 | ✓ | 快適(1GB当たり2分程度) |
楽天モバイルテザリングで快適に使える用途は、一般的な家庭での日常的なネット利用の99%をカバーしています。
光回線と楽天モバイルテザリングの年間コスト徹底比較
それでは、具体的な月額料金と年間コストの比較を行います。
シミュレーション①:一人暮らし・一般的なネット利用の場合
| 費目 | 光回線(戸建て) | 光回線+スマホ | 楽天モバイルテザリング |
|---|---|---|---|
| 固定回線月額 | 5,500円 | 5,500円 | 0円 |
| スマートフォン月額 | – | 3,500円 | 3,278円 |
| 合計月額 | 5,500円 | 9,000円 | 3,278円 |
| 初期費用(工事費+事務手数料) | 20,000円程度 | 20,000円 | 0円 |
| 年間合計(初期費用含める) | 86,000円 | 128,000円 | 39,336円 |
| 光回線との差額 | – | +42,000円 | -46,664円 |
シミュレーション②:固定回線+スマホ2台の場合
| 費目 | 光回線+スマホ2台 | 楽天モバイル2台 |
|---|---|---|
| 固定回線月額 | 5,500円 | 0円 |
| スマートフォン月額(2台) | 7,000円 | 6,000円(最強プラン2台) |
| 合計月額 | 12,500円 | 6,000円 |
| 年間合計 | 150,000円 | 72,000円 |
| 削減額 | – | 78,000円 |
上記シミュレーションから明らかなように、固定回線をテザリングで代替することで、年間4万円~8万円の大幅な削減が可能です。
楽天モバイルテザリングのメリット5つ
テザリングを固定回線代わりにする際の優位性をまとめます。
メリット①:月額3,278円でデータ無制限
他社キャリアの無制限プラン(月額7,000円以上)と比べても、楽天モバイルの3,278円は圧倒的な価格差です。
どれだけデータを使っても月額上限は3,278円で、追加請求は一切発生しません。
Web会議を1日中行ったり、4K動画を長時間視聴したりしても、月額料金に変動はありません。
メリット②:工事不要で最短即日にWi-Fi環境が完成
光回線の開通には工事の立ち会いが必要で、申し込みから実際の利用開始まで2週間~1ヶ月かかることが多いです。
楽天モバイルのeSIMなら、申し込みから最短数分で利用開始でき、その時点からスマートフォンを自分専用のWi-Fiルーターとして使えます。
引越し直後やネット環境が急に必要になったときに、即座に対応できる利便性は大きなアドバンテージです。
メリット③:テザリング料金が完全無料で接続台数の制限なし
楽天モバイルのテザリング利用料は0円です。
スマートフォン、ノートPC、タブレット、ゲーム機など、複数台のデバイスを同時に接続しても追加料金が発生しません。
一般的にはWi-Fi接続は3~5台程度の同時利用が快適な目安ですが、10台以上接続しても料金面での心配は不要です。
メリット④:プラチナバンド展開で屋内電波が改善
楽天モバイルは2024年以降、プラチナバンド(700MHz帯)の本格的な運用を開始しました。
プラチナバンドは周波数が低いため、壁や建物への透過性が非常に高く、鉄筋コンクリートのマンションの室内やビルの地下でも電波が届きやすくなっています。
「楽天モバイルは室内で繋がりにくい」という過去の評判は、プラチナバンド展開によって大きく改善されています。
メリット⑤:契約期間縛りなし・解約金0円でお試しが容易
光回線は通常2年の契約期間があり、途中解約すると違約金が発生します。
楽天モバイルは契約期間縛りがなく、解約金も0円です。
つまり、「本当にテザリングだけで生活できるか試してみたい」という気軽な気持ちで申し込め、合わなければすぐ解約できるという気軽さがあります。
楽天モバイルテザリングのデメリット・注意点
メリットばかりではなく、デメリットと向き不向きについても理解しておく必要があります。
デメリット①:オンラインゲーム(FPS)には向かない
Apex LegendsやFortniteなどの反応速度が重要なFPSゲームでは、テザリングの遅延(ping値が50ms前後)が問題になる場合があります。
光回線のping値は一般的に10~20msですが、楽天モバイルのテザリングは40~60msの遅延が発生することが多いです。
この遅延は、ゲームの成績に直結するため、競技志向のプレイヤーには光回線の使用をお勧めします。
一方、RPGゲームやターン制ゲームなら全く問題ありません。
デメリット②:スマートフォンのバッテリー劣化が加速
テザリングを常時稼働させると、スマートフォンが継続的に高負荷状態になり、バッテリーが膨張するリスクが高まります。
固定回線代わりに常用する場合は、古いスマートフォンをテザリング専用機として再利用するか、楽天モバイルの専用モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket」の利用を検討することをお勧めします。
デメリット③:同時接続台数が多いと速度が低下
テザリングで10台以上のデバイスを同時に接続すると、1台あたりの通信速度が分散され、全体の通信速度が低下することがあります。
快適な同時接続の目安は3~5台程度です。
家族全員でネットを使う場合や、複数のスマートフォン、PC、ゲーム機を同時に接続する場合は、通信速度の低下を覚悟する必要があります。
デメリット④:混雑時に速度制御がかかる場合がある
楽天モバイルの公式FAQに「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」という記載があります。
具体的にどの程度使うと制御がかかるかは公表されていませんが、理論上は大量にデータを使い続けると速度が制限される可能性があります。
ただし、日常的な利用(Web会議、動画視聴、SNS)では気になるレベルではありません。
デメリット⑤:スマートフォンが発熱する
常時テザリングを稼働させると、スマートフォンが発熱することがあります。
特に夏場に窓際で使用する場合、スマートフォンが60℃以上に達することもあり、これが長期的にはバッテリー劣化を加速させます。

テザリングに向いている人・向いていない人の明確な基準
テザリングを固定回線代わりにできるかどうかは、あなたのネット利用パターンで決まります。
テザリング向きの人:以下の条件を満たす人
一人暮らしで、Web検索・SNS・動画視聴・Web会議が利用の90%以上を占める人。
毎月のデータ通信量が50GB程度以下の人。
自分専用のWi-Fi環境があれば十分で、複数人での同時利用が少ない人。
毎月5,000円以上の通信費削減に強い動機がある人。
楽天回線エリア内(都市部・郊外問わず人口カバー率99.9%)に住んでいる人。
外出先でもPCやタブレットをネットに接続したいというニーズがある人。
固定回線を解約して身軽に引っ越したいという希望がある人。
テザリング向きでない人:以下の条件に該当する人
FPS・リアルタイム対戦ゲームを毎日プレイする人(低遅延が必須)。
10台以上のデバイスを同時接続する必要がある人(ファミリーユーザー)。
鉄筋コンクリートのマンションの奥まった部屋に住んでいる人で、通信が不安定になりやすい環境にある人。
4K動画の頻繁なダウンロードや大容量ファイルのアップロードが日常的に必要な人。
固定回線での安定性・速度を最優先事項とする人。
楽天回線エリア外(地方・山間部など)に住んでいる人。
スマートフォンのバッテリー劣化に対して神経質な人。
テザリングの設定手順(iPhone・Android別)
テザリングを実際に使い始めるための設定は、非常にシンプルです。

iPhoneでテザリングを設定する場合
1.「設定」アプリを開きます。
2.「インターネット共有」をタップします。
3.「ほかの人の接続を許可」をオンにします(スイッチが緑色になるまでタップ)。
4.表示されるWi-Fiネットワーク名とパスワードを確認します。
5.接続したいパソコンやタブレットのWi-Fi設定画面で、このネットワーク名を探し、パスワードを入力して接続完了。
Androidでテザリングを設定する場合
1.「設定」を開きます。
2.「ネットワークとインターネット」をタップします。
3.「アクセスポイントとテザリング」をタップします。
4.「Wi-Fiアクセスポイント」をオンにします(スイッチが青色になるまでタップ)。
5.表示されるネットワーク名とパスワードを確認します。
6.接続したいパソコンやタブレットのWi-Fi設定画面で、このネットワーク名を探し、パスワードを入力して接続完了。
いずれの場合も、特別なアプリのインストールや申し込み手続きは一切不要です。
数タップで即座にテザリング機能が有効になります。
固定回線をテザリングで代替する前の確認チェックリスト
固定回線を解約してしまう前に、必ず以下のステップを実行してください。

チェック①:楽天回線エリア確認
楽天モバイルの公式サイト「サービスエリアマップ」にアクセスし、自分の住所が楽天回線エリア内であることを確認します。
特にマンション・アパートの場合、鉄筋コンクリート造で部屋の奥まった場所が対象エリアかどうかを念入りに確認してください。
チェック②:1ヶ月のお試し利用
eSIMで楽天モバイルを新規契約し、現在の固定回線と並行してテザリングを1ヶ月間使用してみます。
事務手数料0円・解約金0円なので、この段階では固定回線を解約しません。
チェック③:実際の通信品質確認
1ヶ月間の試用期間中に、以下を確認してください。
· 自宅でのWi-Fi接続が安定しているか
· 動画視聴(YouTube HD・4Kなど)が快適か
· Web会議(Zoom・Google Meetなど)に支障がないか
· ゲームや大容量ファイルのダウンロードの速度に満足しているか
· スマートフォンの発熱・バッテリー劣化は許容できるレベルか
· 外出先でのテザリング利用に問題がないか
チェック④:使用データ量の把握
「my 楽天モバイル」アプリで毎日のデータ使用量を確認し、月間トータルが自分の想定範囲内かを確認します。
現在の固定回線での通信量と比較して、テザリングで補足できるかを判断します。
チェック⑤:固定回線の最低利用期間・違約金確認
現在契約している固定回線に「最低利用期間」や「違約金」がないか確認します。
解約のタイミングによっては違約金が発生する可能性があるため、確認してから解約手続きを進めます。
チェック⑥:固定回線解約を決定
以上のチェックすべてで満足できたら、初めて固定回線の解約手続きを進めます。
実際にテザリングで1ヶ月生活してみた場合の使用感シミュレーション
ここでは、実際にテザリングで1ヶ月生活してみた場合の具体的な使用パターンを紹介します。
24時間の1日スケジュール別テザリング使用感
| 時間帯 | 用途 | データ通信量 | 体感速度 | 快適さ |
|---|---|---|---|---|
| 7時~9時(朝食時) | SNS確認・メール | 50MB | 52Mbps | ★★★★★ |
| 9時~12時(在宅勤務) | Web会議(Zoom)、メール、資料作成 | 500MB | 44Mbps平均 | ★★★★☆ |
| 12時~13時(昼食) | YouTube(HD)、SNS | 200MB | 44Mbps | ★★★★☆ |
| 13時~17時(在宅勤務) | Web会議、Google Docs編集 | 300MB | 40Mbps平均 | ★★★★☆ |
| 17時~18時(移動時) | モバイルデータ通信なし(外出) | 0MB | – | – |
| 18時~22時(帰宅後) | YouTubeスポーツ配信視聴(1.5時間)、SNS | 1,500MB | 40~50Mbps | ★★★★☆ |
| 22時~7時(就寝) | メール受信のみ | 10MB | – | – |
| 1日合計 | 2.56GB | – | – |
上記のような一般的な1日のネット利用パターンであれば、1日2~3GB程度のデータ消費が標準的です。
つまり、1ヶ月(30日)で60~90GB程度のデータが消費されることになります。
楽天モバイルの最強プランはデータ無制限(月額3,278円)なので、この程度の使用量では全く問題ありません。
Rakuten WiFi Pocket(モバイルルーター)の活用
固定回線代わりにテザリングを常用する場合、スマートフォンのバッテリー劣化が懸念事項になります。
この場合、**楽天モバイル専用モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket」**の利用を強く推奨します。
Rakuten WiFi Pocketの仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 月額料金 | 無料(楽天モバイル契約で付属) |
| 端末代金 | 7,980円(セール時は1円から購入可能) |
| バッテリー容量 | 4,070mAh |
| バッテリー持続時間 | 最大24時間 |
| 同時接続台数 | 最大10台 |
| 通信速度 | 下り最大150Mbps |
| サイズ | 107.6 × 72 × 24.2mm |
| 重量 | 149g |
Rakuten WiFi Pocketを使用することで、スマートフォンのバッテリーを消耗することなく、固定回線代わりのテザリング環境を構築できます。
特に24時間連続稼働を想定する場合、スマートフォンテザリング方式ではなく、専用モバイルルーターの使用を強く推奨します。
年間費用削減の具体的シミュレーション
最後に、実際にテザリングに切り替えた場合の年間費用削減額を、複数パターンで計算します。
パターンA:固定回線(月額5,500円)から楽天モバイルテザリング(月額3,278円)への切り替え
現在の月額費用:5,500円
テザリング利用時の月額費用:3,278円
月額削減額:2,222円
年間削減額:26,664円
初期投資(Rakuten WiFi Pocket 端末代):7,980円
初年度ネット削減額:18,684円
2年目以降の年間削減額:26,664円
パターンB:固定回線(月額7,000円)+スマートフォン別契約(月額3,500円)から楽天モバイル単一契約(月額3,278円)への切り替え
現在の月額費用:10,500円
テザリング利用時の月額費用:3,278円
月額削減額:7,222円
年間削減額:86,664円
初期投資:0円(現在のスマートフォンでテザリング開始)
初年度ネット削減額:86,664円
2年目以降の年間削減額:86,664円
よくある質問と回答
Q1:テザリングを使いすぎると速度制限がかかりますか?
A:現在、楽天モバイルには「1日10GBで速度制限」というルールはありません。
このルールは2023年6月のRakuten最強プラン開始時に撤廃されました。
大容量のOSアップデートや4K動画の長時間視聴を行っても速度制限がかかることはなく、より自由に無制限利用ができます。
ただし、「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」という記載があるため、極端に大量にデータを使い続けると制御がかかる可能性は0ではありません。
Q2:スマートフォンが熱くなりますか?
A:長時間のテザリングはスマートフォンが熱を持ちやすく、特に夏場に窓際で使用する場合、スマートフォンが50℃~60℃に達することがあります。
これが継続的に発生すると、バッテリーの膨張やフリーズなどのトラブルのリスクが高まります。
固定回線代わりに常用する場合は、古いスマートフォンの再利用か、Rakuten WiFi Pocketの利用をお勧めします。
Q3:Zoom・Google Meetなどのビデオ会議は使えますか?
A:全く問題なく使えます。
ビデオ会議に必要な通信速度は2.5Mbps程度で、楽天モバイルテザリングの実測49Mbpsは十分です。
電波が不安定な場所では映像品質が低下することがあるため、アンテナがしっかり立つ窓際で使用するとより安定します。
HD品質でのビデオ会議なら、ほぼ常に快適に利用できます。
Q4:オンラインゲーム(マインクラフト、フォートナイト)は使えますか?
A:ゲームの種類によって異なります。
RPGやターン制ゲーム:全く問題なく使えます。
FPS(Apex Legends、Fortnite):遅延が発生する可能性があり、ゲーム成績に影響するため光回線を推奨します。
ping値(遅延)は楽天テザリングで40~60ms、光回線で10~20msなので、反応速度が重要なゲームではテザリングは不利です。
Q5:今のスマートフォンがテザリングに対応しているか確認するには?
A:楽天モバイルの公式サイト「動作確認済み端末一覧」で確認できます。
iPhone 6s以降のiPhoneや、主要なAndroid機種はほぼ対応しています。
その他、「設定」→「インターネット共有」(iPhone)または「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイント」(Android)の項目が存在すれば、テザリング対応と判断できます。
Q6:テザリングで同時に何台までデバイスを接続できますか?
A:iPhone最大5台、Android最大10~15台(機種による)です。
ただし、快適に利用するなら3~5台程度の同時接続が目安です。
接続台数が増えると、1台あたりの通信速度が分散され、全体の速度低下につながります。
Q7:パートナー回線(au回線)エリアでもテザリングは無制限ですか?
A:はい、2023年6月のRakuten最強プラン開始以降、パートナー回線エリアでもデータ無制限で利用できます。
以前は「月5GBで速度制限」というルールがありましたが、撤廃されました。
楽天回線エリア・パートナー回線エリアのどちらでも、等しく無制限でテザリング利用が可能です。
最終結論:テザリング固定回線代替は年間2万4,000円~8万6,000円の節約を実現
楽天モバイルのテザリングで固定回線を完全に代替することは、以下の条件が整えば十分に可能です。
テザリング代替が可能な条件
一人暮らしまたは自分専用のネット環境があること。
楽天回線エリア内に住んでいること(人口カバー率99.9%)。
Web検索、SNS、動画視聴、Web会議が主な利用用途であること。
FPS等の低遅延が必須なゲームをプレイしないこと。
年間2万4,000円~8万6,000円の削減に魅力を感じること。
実現可能な年間削減額
固定回線月額5,500円の場合:年間26,664円以上の削減
固定回線月額7,000円の場合:年間44,664円以上の削減
固定回線月額7,000円+スマートフォン月額3,500円の場合:年間86,664円以上の削減
これらの削減額は、他のサービス加入では実現できない大きなメリットです。
特に一人暮らしや、固定費削減を重視する方にとって、楽天モバイルテザリング運用は極めて現実的で効果的な選択肢になります。
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まずは1ヶ月間、サブ回線としてテザリングを試してから、固定回線の解約を判断することをお勧めします。
事務手数料0円・解約金0円のため、試して合わなければすぐに解約できる気軽さが大きな利点です。
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